「赤倉温泉 お宿 ふるや」露天風呂付客室、宿泊体験レポート
今回は、前回レポートしたうぐいすの初音のすぐ近く、赤倉温泉にある「お宿 ふるや」に行ってきました。
「お宿 ふるや」は口コミでも非常に高い評価を得ている宿で、以前から一度訪れてみたいと思っていた宿の一つです。
客室数はそれほど多くなく、こじんまりとした宿ですが、畳敷きの大浴場と石風呂の2つの大きなお風呂があり、赤倉温泉の天然温泉をたっぷり楽しむことができます。
では、早速、お部屋やお料理、大浴場の様子についてレポートしてゆきたいと思います。
これまでの宿泊体験レポートについては宿泊体験レポート一覧をご覧ください。
今回宿泊したお宿のデータ:
【おすすめ度】 4.0
【温泉地】 赤倉温泉
【宿泊プラン・料金・口コミを見る】
【その他情報】
客室露天風呂の質 | ○ | サービスがいい | ◎ |
夫婦・カップルで | ◎ | 夕陽が見える | |
料理が美味しい | ◎ | 景色がいい |
客室の写真とコメント
今回予約したのは、「半露天風呂付和風ツイン」のお部屋です。
お部屋にはツインベッド、半露天風呂、掘りごたつなどがあります。
間取りはこんな感じ。(出典:お宿 ふるや公式ホームページ)
ただ、私達が宿泊したお部屋は、浴室がなく(半露天風呂はあります)、浴室の場所にトイレや洗面スペースがあるような形でした。
全体を広角レンズでパチリ。それほど大きなお部屋ではありませんが、居心地がとてもいいお部屋でした。
ベッドはシモンズ社製のベッドマットを使っているそうで、とても寝心地がよかったです。
このお部屋には小さな掘りごたつがついています。一般的なこたつに比べると一回り以上小さいですが、カップルなどで利用するにはこれでも十分かも。赤倉はとても寒い地域なので、小さくても、こたつがあるのは嬉しいですね。
洗面スペースになります。清潔感があって◎
一般的な温泉宿にあるようなアメニティは大体揃っています。
トイレも清潔感があります◎
お茶のセット。冷蔵庫がこの下にあって、冷水と冷えたグラスが入っていました。
浴衣などなど・・
お部屋は決して広いわけではありませんが、先ほども書かせていただいたようにコンパクトにまとまっていて、居心地がいい空間でした。夫婦やカップルで泊まるにはこの位でもいいのかも知れませんね。
客室露天風呂の写真とコメント
客室露天風呂です。
下の写真の右側が脱衣場になってます。脱衣場はカーテンで仕切るような形になっていました。
客室露天風呂ですが、半露天風呂になっていて窓を開閉できるようになっています。
とても寒い地域なので、半露天風呂なのは正直ありがたいです。まずは窓を閉めた状態でお風呂につかって、体が温まった後で窓を開いて冷たい空気を肌で感じる・・ということができますから。
お風呂の大きさですが、大人二人で入れるほどの大きなお風呂でした。
木の扉というか仕切りはこんな風にスライドさせることができます。
ちなみに、目の前は道を挟んで建物があって、眺めのようなものは期待できないかも知れません。
ちょっと写真がボケてしまいましたが・・客室のお風呂も赤倉温泉の天然温泉になってます。源泉かけ流しです。
赤倉温泉のお湯は「湯の華」と言われる白や黒の物質が混ざっていて、最初は「えっ?何これ?」と思われるかも知れませんが、この湯の華が効能成分をたくさん含んだ天然温泉の証なのだとか。
お部屋のお湯にも湯の華が沢山浮いていました。お部屋でこのお湯を楽しめるのはとても贅沢な感じがします。
泉質は硫酸塩・炭酸水素塩温泉だそうですが、においは殆どなく、体がゆっくり温まって、お風呂を出た後もずっと温かさが持続する・・そんな感じのお湯でした。
個人的にはとても好きなお湯で、お部屋のお風呂には何度も入りました。
朝も入ったのですが、お風呂に朝日が入ってきて気持ちいい!
自分としては期待以上のお風呂だったなと思います。
大浴場の写真とコメント
大浴場になります。ふるやの大浴場ですが、
・十和田石を敷き詰めたお風呂
・畳敷きのお風呂
の2つの大きなお風呂があります。
では早速、入ってみます・・
脱衣場があって・・
大浴場は男女入れ替え制になっていて、どちらも入ってきました。
まずは石風呂から。
十和田石を敷き詰めたお風呂だそうです。客室数はそれほど多くないこじんまりしたお宿なのですが、そのわりには大きなお風呂だなぁと思います。
こちらは畳敷きのお風呂。入った瞬間「わっ!」と驚きました・・
どちらのお風呂にも露天風呂があります。
露天風呂のサイズはそれほど大きくありません。大人数人~が限度という感じ。ただ、すごく心地いいお風呂でした。
大浴場は4階建ての4階にあるのですが、眺めもいいです。
こちらは畳敷きの大浴場の外にある露天風呂。遠くにスキー場が見えます。
いや~冷たい空気が気持ちいい。ゲレンデを眺めていると、自然とスキーがしたくなりますね。
朝の大浴場の様子。朝日がたっぷりと降り注いで、とにかく気持ちいい!
先ほど書かせていただいた「湯の華」を撮ってみました。白い浮遊物が湯の華です。「温泉にはいってる!」って感じがしていいですね。
大浴場、本当によかったです。何度も書いていますが、このサイズのお宿でこの大きなお風呂は贅沢な感じがします。
食事(朝食)の写真とコメント
食事ですが、実は今回は1泊朝食プラン※でお邪魔してきたため、朝食のみの紹介になります。
※この赤倉エリアはスキーやスノボを楽しみに訪れる人も多いのですが、そういった方々や各種イベントなどを満喫したい人向けのプランなのだとか
さて、(夕食もそうなのですが)朝食は個室タイプのお食事処でいただきます。
個室ではないのですが、(この写真ではちょっとわかりにくいかも知れません・・)こんな感じで仕切られてます。
朝、食事処に行くとお料理が用意されていました。
「田舎の朝ごはん」とありますが、まさにそんな感じでどこか懐かしい感じもします。
下の写真は、たけのこの「おっちょ」。「おっちょ」とは、この地域で「お味噌汁」を意味する方言だそうです。
個人的に味噌汁は熱々が好きなので、これは嬉しいなぁ。
濃い目の味付けで美味しかったです◎
ちなみにこのお味噌汁に「かんずり」を入れても美味しいのだとか。
かんずりとは?
「かんずりとは、地元産の辛味調味料のこと。地元の契約農家が種から丁寧に育てた唐辛子を、夏から秋にかけて収穫し、天然海水塩で塩漬けに。そして、大寒(1月)の頃に雪さらしを行い、柚子、米糀、塩などを混ぜ合わせ、3年以上熟成・発酵。その間も年に一度の手返し(空気を入れて発酵を促す作業)など繊細な工程を経てようやく完成する、この地ならではの逸品です。」(出典:「にいがた朝ごはん かんずりのおっちょ」より)
魚は席に着いた後で焼いてくれます。
派手さはありませんが、本当に新潟の田舎の朝ごはんという感じで、美味しくいただきました。
それから、ちょっと席(個室)の感じが分かりにくかったかも知れませんが、仕切りがあって、また、席と席のスペースが適度にあるので、人目を気にせず食事ができるのは嬉しいですね。
ごちそうさまでした。
お宿 ふるやのサービスについて
お宿 ふるやはサービスの口コミもとてもよかったので、今回は安心してお邪魔しました。
実際に行ってみて、本当にその通りだと感じました。
過剰にもてなすわけではなく、だけど、丁寧なサービスで心地よく過ごすことができたのはよかったです。
外観の写真とコメント
行く前にGoogleマップで確認してみたのですが、今一はっきりしなかったので、外観の写真も撮ってきました。
この下の建物がお宿 ふるやです。駐車場も宿の前にあります。
さて、そんな感じで今回の旅もあっという間に終わりました。
今回は色々な意味で思っていたのと違ったというか、お部屋が思いのほかくつろげたのもそうですし、客室の半露天風呂がすごく心地いいお風呂でした。
それに、一番は大浴場でしょうか。いやぁ、こんなに大きくて心地いいお風呂とは・・朝日がたっぷり入ってくる朝の大浴場は本当に気持ちよかったです。
ありがとうございました。
今回宿泊したお宿のデータ:
【おすすめ度】 4.0
【温泉地】 赤倉温泉
【宿泊プラン・料金・口コミを見る】
【その他情報】
客室露天風呂の質 | ○ | サービスがいい | ◎ |
夫婦・カップルで | ◎ | 夕陽が見える | |
料理が美味しい | ◎ | 景色がいい |
宿泊レポートについての注意点
★宿泊日は2019年12月です。ここに記載した情報は変更になる場合があります
★体験レポートは主観的な情報も含まれます。人によって感じ方が変わることをご了承ください