関温泉 うぐいすの初音 露天風呂付客室「桜」、宿泊体験レポート
今回は関温泉にある「うぐいすの初音」に行ってきました。
「うぐいすの初音」は、プロが選ぶホテル・旅館100選 日本の小宿で「選考審査委員会特別賞」を受賞したお宿で、以前から一度訪れてみたいと思っていました。
「1日4組 プライベートを重視した小さな秘湯の湯宿」(公式HPより)
・・とのことで、ゆったりと、静かな時間を過ごせるのではないかな・・と期待も高まります。
ちなみに今回宿泊したお部屋は露天風呂付客室「桜」になります。他にも3つのお部屋があり、すべて露天風呂付客室になります。
ウェルカムドリンク、デザートをいただいて、お部屋に案内してもらいます・・
今回宿泊したお宿のデータ:
【おすすめ度】 4.0
【温泉地】 関温泉
【宿泊プラン・料金・口コミを見る】
客室露天風呂の質 | ○ | サービスがいい | ◎ |
夫婦・カップルで | ◎ | 夕陽が見える | |
料理が美味しい | ◎ | 景色がいい |
客室の写真とコメント
冒頭でも少し書きましたが、今回私たちが宿泊してきたのは「桜」というお部屋になります。
「桜」は新館2階にあるお部屋で、和室12畳+洋間4畳+テラス10畳、半露天風呂付となっています。
広角レンズで撮影。広々したお部屋で、清潔感もありました。
違うカメラで。
ベッドが2つ。ちなみに、今回は11月にお邪魔したのですが、関温泉は標高およそ900メートルのところにあって、夜はかなり冷えました。暖房をつけて寝ないと、このお布団だけでは厳しいかも・・
洋間スペースにはマッサージチェアも。
勿論、テレビもあります。
公式HPの質問コーナーに「お部屋からの景色は良いですか?」という質問があったのですが、「桜」からの景色はこんな感じ。
あいにくの天気でちょっとわかりにくいかも知れませんが・・
自然豊かな景色なのですが、このすぐ右は民家になっているので、このお部屋からの景色はそこまで期待しない方がいいかも知れません。
洗面室と脱衣場。ここを入って右がテラスで、洗い場、半露天風呂があります。(露天風呂は後ほど写真を掲載します)
トイレは脱衣場の脇にあります。
客室露天風呂の写真とコメント
「桜」には10畳の広さのあるテラスがあって、お風呂はそこにあります。
ちなみに、お部屋のお風呂も温泉です。
洗い場もここにあります。
お風呂に入った状態だとこんな感じ。窓を開けると目の前は民家なので、眺めという意味では期待できませんが、窓を開閉できるのはいいですね。洗い場でもそこまで寒い思いをしなくて済みます。
それから、先ほどの「お部屋のお風呂についてのご案内」(の写真)にも記載されていましたが、お部屋のお風呂は、「加水、加温、循環の温泉」です。
こんな(↓)感じのかけ流し・・ではありません。
温泉というとやっぱりかけ流しがいいという人もいますが、かけ流しでないと確かに温泉感(?)が少しなくなってしまうかも知れませんね。
ただ、標高900メートルの高原で入る温泉もいいものですね。冷えた体が芯から温まります。
食事(夕食・朝食)の写真とコメント
夕食の時間になりました。
うぐいすの初音はお料理の口コミ評価が非常に高いお宿だったので、否が応でもワクワクしてしまいます。
夕食、朝食は1階の個室でいただきます。
個室は上も閉じられていて(たまに天井の部分で隣の部屋とつながっていることもありますがここはそこもふさがれていて)完全個室になってます。雰囲気もいい感じ。
お料理は地元で採れた旬の食材をメインにした会席料理です。
お刺身も新鮮。
一品一品、仲居さん達(女将、若女将?)が運んできてくれます。
器もおしゃれなんですよね。この茶碗蒸しも美味しかった。
にいがた和牛のしゃぶしゃぶ。
お米は地元契約農家から直接仕入れているという妙高産コシヒカリ。ツヤツヤしていて、美味しかったです。
お味噌汁もおかわりが欲しい位。(笑)
デザートまで美味しくいただきました。
いやぁ、夕食は何だかあっという間に終わっちゃいました。
どれをとっても美味しく、口コミの高さに納得という感じでした。
量も40代の自分達にはちょうどいいなと思いました。これが20代、30代だったら・・足りないかも。(笑)
朝食も、同じお部屋(個室)にていただきます。
地元食材を活かしたおかずの数々・・ごはんがすすみます。
ごはんも結局全部いただきました。
朝食をペロリといただいた後は、ロビーにあるラウンジでコーヒーを。
コーヒーは飲み放題でした。マシーンが「ウィ~ン」と豆を挽いて、コーヒーを淹れてくれます。
お料理は本当に美味しくて、量もちょうどよく、また食べに行きたくなりました。
個室でゆっくりできるのもやっぱりいいですね。
ご馳走様でした。
うぐいすの初音のサービスについて
サービスの口コミも高評価だったので、今回は安心してお邪魔しました。
実際に行ってみて、丁寧なサービスだったと思います。
朝には、お部屋の前にヤスダヨーグルト(県内の企業が作る搾りたての生乳を使用した飲むヨーグルト)が用意されていたり、チェックアウトの際に、ペットボトルのお茶を用意してくださったり、そういった心遣いも嬉しいです。
朝、お部屋の前に置かれてあったヤスダヨーグルト。ドアを開けたら、目の前にこれがあって「うぉっ、何だ?」と驚きました。(笑)
2つの貸切風呂
うぐいすの初音には、2つの貸切風呂がありました。
この貸切風呂ですが、空いていれば、いつでも使うことができます。予約も不要でした。(入口のところに貸切中の札をかけて、内側から鍵をする形になります)
二つのうち、1つは熱めのお風呂。
もう1つはぬるめのお風呂。どちらも以前は大浴場だったと思うのですが、貸切風呂としてはかなり広々としてます。
脱衣場もこの通り、広々してます。
個人的には、部屋に露天風呂がある場合は、貸切風呂にはあまり入らないのですがここのお風呂はとにかく広く、開放感があって、また来たら入るだろうなと思いました。
空いていればいつでも気軽に入れるのも嬉しいです。
また、貸切風呂は源泉100%かけ流しの温泉となっているので、お部屋の循環型の温泉では満足できない人はこちらの方がいいかも知れませんね。勿論、自分達しか入らないお部屋のお風呂にも良さはあると思いますが。
その他、館内の写真とコメント
館内に入ると、おしゃれなチェックインカウンターが。大人の隠れ家的な感じがしていいですね。
他に受賞した宿も気になりますね。
ロビーの様子。
下もロビーから撮った写真ですが、一番奥が貸切風呂になります。4部屋だけの小さなお宿なので、借り切り風呂も、食事処もそうですが、どこへゆくにもあっという間。他のお客さんにも殆ど会いません。
さて、そんな感じで、あっという間の1泊2日の旅になりました。
今回の滞在で特に印象に残ったのは、お料理、貸切風呂、そして、プライベート感です。
個人的に普段は滅多にないことですが、今回は客室の(半)露天風呂よりも貸切風呂の方が印象に残りました。
本当に広いスペースを独り占めできて、なんだか贅沢な気分を味わうことができたのがよかったです。源泉かけ流しというのもやっぱりいいですね。
お料理も、量を減らして質を上げるプラン・・なんてのもよく見ますが、まさにそんな感じで、食べた後も「美味しかったけど、苦しいぃ・・」という感じがなく、「あら?もう食べ終わっちゃった・・」という感じで、また食べに行きたいと思いました。
それにプライベート感というのでしょうか。1日4組だけのお宿なので、大型旅館のような騒がしさもなく、とにかく静か。山の中にあるお宿なので、周りも静か。普段はここまで音のない生活ってなかなかできないので、とてもよかったです。
楽しい旅になりました。ありがとうございました。
※この宿「うぐいすの初音」の近く(車で10~15分程度)にある、「赤倉温泉 お宿 ふるやの宿泊体験レポート」もありますので、よかったらそちらもどうぞ。
おまけ:近くのおすすめ観光スポット
翌日は関温泉(うぐいすの初音)から車でおよそ50分弱のところにある「岩の原葡萄園」に行ってきました。
岩の原葡萄園は「日本のワイン葡萄の父」と呼ばれる創業者、川上善兵衛さんが明治23(1890)年に創業した老舗ワイナリーです。
園内はこんな感じ(岩の原葡萄園の公式HPのスクリーンショット)で、レストラン、ワインショップの他にも、実際のワインが貯蔵されている蔵や川上善兵衛記念館などがあります。
無料の見学ツアーもやっていたので、参加させてもらいました。
時間は20分程度。2つの蔵に案内してもらって、岩の原の歴史やワイン造りの話を聞かせてもらいました。
こちらは地下にある第2号石蔵。
見学ツアーが終わった後は、ワインショップの試飲コーナーへ。無料のものと有料のものがあります。下の写真のワインの試飲は有料(数百円程度)です。
こんな機会もなかなかないので、左端から右端まで、全部試飲します~!
岩の原のワインは、全体的に酸味やしぶみが控え目で飲みやすく、それに加えて、まろやかな甘みがあるのでいくらでも飲めちゃうんですよね。
個人的にはマスカット・ベーリーAを使ったワイン、「深雪花(赤)」が好きです。
試飲した後は、ワインショップから10分ほど山を登ったところにある「見晴らし台」へ。
今日は曇りか雨の予報だったけど、晴れてよかった!空気が美味しいなぁ。
温泉に入って、美味しいお料理を食べて、最後は岩の原ワイン・・とても楽しく、充実した2日間になりました。
今回宿泊したお宿のデータ:
【おすすめ度】 4.0
【温泉地】 関温泉
【宿泊プラン・料金・口コミを見る】
客室露天風呂の質 | ○ | サービスがいい | ◎ |
夫婦・カップルで | ◎ | 夕陽が見える | |
料理が美味しい | ◎ | 景色がいい |
宿泊レポートについての注意点
★宿泊日は2018年11月です。ここに記載した情報は変更になる場合があります
★体験レポートは主観的な情報も含まれます。人によって感じ方が変わることをご了承くださいませ